
【2025年上半期】注目ハッシュタグ100選!TikTok上で10億回以上再生されたハッシュタグとは?
TikTokをビジネスに活用する際に、ハッシュタグの選び方は結果に大きく影響します。そのため、ハッシュタグに対し、どのような動画が集まっているかを事前にリサーチすることはとても重要です。
ワンメディアでは、TikTokで10億回再生を超える「定番ハッシュタグ」、業界別の「おすすめハッシュタグ」を独自調査し、2025年上半期版の「注目ハッシュタグ一覧表」を公開いたしました。
定番ハッシュタグの重要性とは?
SNSでの投稿や動画制作において、「定番ハッシュタグ」は非常に重要な要素です。特にTikTokなどのプラットフォームでは、どのハッシュタグを使うかによって再生数や視聴者層が大きく変わることもあります。TikTokでは人気のハッシュタグが常に変化していますが、その中でも長期的に使われ続けているハッシュタグがあります。ワンメディアではこうした安定したハッシュタグを“定番ハッシュタグ”と呼び、企画や施策を考える際の軸として活用しています。
たとえば「#ASMR」「#vlog」「#GRWM(Get Ready With Me)」などは、もともとクリエイター発の投稿から生まれたハッシュタグでありながら、今では多くのユーザーにとって馴染みのある“型”として定着しています。こうしたハッシュタグは、視聴者がコンテンツの内容をあらかじめ想像しやすく、広告やPRコンテンツにも自然に溶け込ませやすいという利点があります。
実際に、“定番ハッシュタグ”とブランドをかけ合わせた企画は、視聴者が普段から見慣れているフォーマットに自然に馴染みやすく、違和感なく受け入れられることで発話(コメントやシェア)を生むコミュニケーションが期待できます。
ハッシュタグと界隈の違いとは?
SNSにおいてハッシュタグは動画の“型”としての役割を果たす一方で、“界隈”としての文脈を持つこともあります。このふたつは似ているようで性質が異なり、使い分けが重要です。
“型”としてのハッシュタグは、動画の構成や演出方法と結びついています。たとえば「#GRWM」や「#ASMR」などは、映像の内容や撮り方に一定のフォーマットが存在し、視聴者も「どういう動画か」をイメージしやすくなっています。こうした型ハッシュタグは、広告などにも転用しやすく、フォーマットとして広く活用されているのが特徴です。
一方で“界隈”としてのハッシュタグは、ある特定の価値観や趣味嗜好、ライフスタイルに共感する人々が集まるコミュニティのようなものです。たとえば「#子供のいる暮らし」や「#メンズ美容」などは、投稿の内容がバラバラであっても、そこに属する人たちの共感によって成り立っています。コンテンツの見栄えよりも「誰が、どんな文脈で発信しているか」が重視されるのが、界隈型ハッシュタグの特徴です。
このように、“型”は動画の作り方を表し、“界隈”はその文化やコミュニティを示します。ASMRのように、型でもあり界隈でもあるハッシュタグも存在し、両者が重なるケースもあります。
ハッシュタグを選定する際には、それが“型”なのか“界隈”なのかを見極めることが重要です。特に広告などでハッシュタグを使う場合、フォーマットとして活用しやすい“型”と、文脈を理解して寄り添う必要がある“界隈”とではアプローチが大きく異なります。
2024年下半期と比較したTikTokハッシュタグの傾向とは?再生数・投稿数共に150%以上伸長したハッシュタグ「#ショートドラマ」。
「TikTokにて10億回再生超のハッシュタグ100選」について、再生数・投稿数を2024年8月末と2025年1月末を比較しました。
その結果、ワンメディアが注目していたハッシュタグの中で、再生数・投稿数共に150%以上伸長したハッシュタグは「#ショートドラマ」です。「#ドラマ」も投稿本数149%、再生回数152%伸長しています。
近年、TikTokなどで急速に広がりを見せているのが「#ショートドラマ」というハッシュタグです。ここ数年内に新しく登場したカテゴリであり、特徴は、テレビドラマのような長尺ではなく、「冒頭 → 引き → クライマックス」といった短い構成に凝縮されている点。いわば“クライマックスだけ見る”感覚で視聴でき、忙しい現代のユーザーにとって「タイパ(タイムパフォーマンス)・コスパ」が良いと感じられるフォーマットになっています。また、動画によっては結末が語られず、「え、どうなったの!?」と思わず最後まで見てしまうものも多く存在します。こうした“未完結”スタイルは、インプレッションの増加にもつながっており、自然とタップや再生を促す仕掛けになっているようです。このように「#ショートドラマ」は、視聴者の行動パターンや感情にフィットした構成と、再生されやすい設計が相まって、近年大きく成長したハッシュタグのひとつと言えます。いまや「フォーマット化された定番ハッシュタグ」として、企業のショート動画施策にも活用できる可能性を秘めています。
また、2024年にワンメディアが注目していた「#切り抜き」も投稿本数118%、再生回数116%伸長していました。原液となるコンテンツへの誘導を目的とした動画投稿や、視聴者の興味関心から生成された動画が投稿されるなど、拡散される手法として活用されています。その他、再生数・投稿数の伸長が目立ったハッシュタグは下記の通りです。
▼再生数130%以上伸長したハッシュタグ
#ドラマ、#簡単レシピ、#レシピ、#推し活、#転職、#ズボラ飯
▼投稿数が130%以上伸長したハッシュタグ
定番ハッシュタグ以外の潮流は?2024年流行語大賞トップ10入りした「界隈」や、2000年前後のカルチャーにまつわる「平成」。
定番ハッシュタグが一定のフォーマットや広がりを持つ一方で、それ以外にもSNS上では多様な“潮流”が存在しています。それらは一時的なトレンドであったり、文化的背景や季節要因から生まれるもので、より柔軟で奥行きのある盛り上がり方を見せています。
その代表例として、2024年の流行語大賞トップ10にも選ばれた「界隈」を含むハッシュタグ群が人気を集めています。たとえば「 #回転界隈」は、自身のコーディネートを90度ずつ回転しながら撮影するファッション系の投稿で話題に。ほかにも、長距離を歩く人々を表す「#伊能忠敬界隈 」や、自然の中でのアクティビティを投稿する「#自然界隈 」など、少しひねりのあるネーミングが魅力となり、思わず覗いてみたくなるような空気感をまとっています。
また、「平成」にまつわるハッシュタグも、特にZ世代を中心に多く投稿・再生されています。「#平成ギャル」は2000年代前後のギャルファッションや雑誌文化を再解釈した投稿が多く見られ、「#平成レトロ」では当時のキャラクターグッズやJ-POP、雑貨など、懐かしさや可愛さへの共感が軸になっています。
こうした時代性をテーマにしたハッシュタグは、単なるノスタルジーではなく、カルチャーの再発見や再評価として若年層の間で浸透しています。
さらに、ビジネス系では「#転職」などがTikTokで検索されるなど、意外性のあるジャンルも存在感を増しています。特に季節や社会の動きと連動して投稿数が増える傾向があり、たとえば4月の新生活シーズンには採用企業による発信が増え、関連動画が多く投稿されます。
このように、定番ハッシュタグにとどまらず、文化や時代、ユーモアを含んだトレンドハッシュタグの動向を追うことは、SNSでの発信やマーケティングにおいて新たなヒントや発見につながります。
企画から配信までワンストップ。お気軽にお問い合わせください
ハッシュタグを活用したプロモーションをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。ワンメディアではTikTokに限らず、SNS横断や屋外広告・店舗施策と連動した企画まで幅広く対応しております。

ハッシュタグに関する解説資料として、ワンメディアの余頃、近藤、門口が解説したMarkeZine掲載記事もご参照ください。

【2025年上半期版】TikTokにて10億回再生超のハッシュタグ100選。注目ハッシュタグ一覧表
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