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株式会社ユニクロ「Behind the LifeWear」

プロジェクトの目的

ユニクロ商品の裏側(商品価値・こだわり・アップデートポイント)を伝え、商品への理解促進を促す

コンテンツストーリー

ユニクロの開発力、技術力を伝えたい

ユニクロは高品質・低価格で商品を販売。それは、独自の商品開発力や技術力があってこそ実現できているという背景の部分を描くことで、ユニクロの商品理解を深めたいというオーダーがあり、ワンメディアへご依頼をいただきました。

人気商品の開発秘話や隠された思いを現場の社員が伝えるストーリームービー「Behind the LifeWear」

商品に隠された背景を描きつつ、既存のユニクロファンにも楽しんでもらえるコンテンツとしてワンメディアは、ユニクロの人気商品に隠されたストーリーを描いた全10本のインタビューシリーズ「Behind the LifeWear」をプロデュース。人気商品ごとに開発秘話や込められた思いなどを実際の製品開発者や社員へのインタビューを通して紹介。また、それぞれの商品を作り上げる際に不可欠となるキーワード=アパレルの専門用語に着目し、こだわりや特性を解説していくことで、“魅力のある洋服ができあがるまでの背景”を表現しています。

言いたいことだけを伝えるインタビューコンテンツとの差別化を意識

『Behind the LifeWear』では、アパレルの専門用語をフックにインタビューを展開。この構成について、担当したプロデューサーは下記のように説明しています。

通常のインタビュー動画は、言いたいことを詰め込んだ一方的なコンテンツになりがちです。そういった世の中のインタビュー動画と差別化を図るため、商品を作り上げる際にキーワードとなる「アパレルの専門用語」をフックにすることで、ユニクロファンやアパレル好きの視聴者の興味を引く、飽きさせない構成にしました。また、開発力・技術力を描くことを前提としている中で、欠かせない要素になるため、あえてアテンションを持ってきているというのもあります。

製品開発者の表情や熱意を違和感なく伝える

インタビューの話者は、ユニクロの製品開発の方々。念入りなすり合わせを行い作成したQA通りに進行する事を想定していました。しかし、撮影がスタートすると緊張なども重なり表情の強張りや理想的な回答をおさえることに苦戦。そこで、急遽QA通りに進行するのではなく、インタビュアーと話者の会話の中で必要な要素を引き出すという方法にチェンジして撮影に挑みました。インタビュアーとの対話の中で色々な角度から話題を掘り下げることで、話者の緊張感や「これを話さなきゃいけない」という使命感を払拭。自然な流れと話者の熱意のこもった表情をおさえることに成功しました。

撮影手法にこだわることで洋服ができあがるまでの背景を意識

商品を印象付けるため、エクストリームクロースアップという撮影手法を用いました。服の繊維やフォルム、立体感、躍動感の強調を意識することで、商品を着る人の外見を構成する一部という描き方ではなく、職人が作り上げた工芸品のように見せ、細部の機微を描いています。「Behind the LifeWear」というタイトルにもあるように、“魅力のある洋服ができあがるまでの背景”を軸とした本コンテンツの目的は「商品がどうつくられたのか」を掘り下げること。話者から技術面や開発背景などを聞くだけでなく、ポイントになる接写や素材の寄りカットを挟むことで洋服ができあがるまでのストーリーを表現しました。

ファンに違和感を与えない、ユニクロっぽさを重視

コンテンツ全体のデザインやテロップのトンマナは、あえて従来のユニクロのコンテンツデザインを踏襲。動画をアップするのはユニクロのYouTubeチャンネルであり、ターゲットには既存のユニクロファンも含まれます 。ユニクロの従来のコンテンツとイメージやトンマナが違うものにしてしまうと視聴者は違和感を感じてしまいます。そのため本コンテンツは、視聴者が見やすく理解しやすいよう、シンプルなデザインになっています。

展開メディア

ユニクロYouTubeチャンネル
・国内店舗内のデジタルサイネージ