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佐賀県「佐賀ものづくりチャンネル」県内の就職率向上のため、ものづくり企業の魅力を“メシトーク”で伝えるYouTube チャンネル

SUMMARY

昨今動画を使ったブランディングは、自治体からの発信も増えています。以前より佐賀県では、県の観光地誘致を目的に、若年層に向けてSNSコミュニケーション施策を行ってきました。今回は、佐賀県で働く若者を増やす取り組みに対しても、SNSを活用したコミュニケーションを検討。特に、佐賀県内のものづくり企業(主に製造業)で人材難が慢性的な課題になっており、中高生向けに県内のものづくり企業の魅力を発信することで、県内就職率を向上したいという想いがありました。

そこで、佐賀県で働く「人」にフォーカスを当てるYouTubeチャンネル「佐賀ものづくりチャンネル」を新設。古くから続く県内のものづくり企業の魅力を、中高生にとって馴染みのあるYouTubeコンテンツジャンルと掛け合わせて伝えることを提案しました。

WHAT WE DO

YouTube チャンネルの企画/制作/運用・コンサルティング

県内にある多様なものづくり企業を紹介していくため、実際に各企業で働く方を 27 名取材。それぞれの取材動画をチャンネルで発信していきます。

チャンネルコンセプトを「日本一素顔なOB訪問疑似体験」に設定。働く人の素顔を引き出しやすく、かつ中高生に人気の「ご飯を食べながら、近況や思い出話など幅広いテーマを話す」“メシトーク”フォーマットを採用しました。実際に動画では“職人たちのオフトーク”と題し、食事をしながら働く人に一歩踏み込んだ質問をすることで、ものづくりの現場で働くことに対して本音を引き出しています。 

動画内では、働く人を格好よく演出するだけではなく、リアルな雰囲気と普段の人柄を伝えるコンテンツを作成。例えば、働き方や仕事ぶりを見せるオンの素顔と、人柄や本音を自然に見せるオフの素顔の両方を見せるようにしました。

クリエイティブの工夫としては、ナレーション等は敢えて入れずに、ディレクター目線の言葉で状況の補足説明テロップを入れ、動画に没頭できる“疑似体験感”を演出。また、サムネイルには、キャッチーなフレーズを一目で目立つように入れ、実際に取材を受けていただく社員の写真を採用し、その人の話が気になる・聞いてみたくなる視聴モチベーションを作りました。

YouTubeチャンネル外での接点づくり

さらにYouTubeチャンネルを知ってもらうため、TikTokでの動画配信やチラシの制作・配布を行いました。

【1】 TikTokでの「切り抜き」ショート動画配信

佐賀県に在学している中学・高校生に知ってもらうよう、YouTubeでの発信に加え、YouTubeの動画コンテンツを「切り抜き」したショート動画を制作。TikTokで発信し、YouTubeでの本編視聴の動線を作りました。 

【2】 PRするチラシ配布 

動画をPRするチラシを制作し、県内全中学校、高等学校等で配布。SNSだけでは届かない中高生へのさらなる認知と視聴誘導を狙いました。