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東京海上日動火災保険「モンハン保険」の画像
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東京海上日動火災保険「モンハン保険」

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東京海上日動火災保険株式会社
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プロジェクトの目的

若年層(就活をする大学生)をターゲットに、東京海上日動への興味関心を促す

コンテンツストーリー

「世界トップクラスの保険グループ」を目指す東京海上日動火災保険株式会社

1879年に日本最初の損害保険会社として創業以来、常に業界のリーディングカンパニーとして、損害保険事業を通じて「安心と安全」の提供に努めている東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)。

SNSという場で学生を惹き付ける、新しいリクルーティングコンテンツを思案

新卒採用活動において、東京海上日動として学生に対して伝えたい情報が多くある中、それぞれをどういう形で届けていくべきかを課題としているということでご相談をいただきました。
そこでワンメディアは、東京海上日動として伝えたい情報を整理しつつ、学生から就職先として興味を持ってもらう後押しすることをYouTube コンテンツをメインとして、各SNSで伝えていくことを目的とした施策を立案。

就活フローとしては、第一段階で数多の日系・外資・ベンチャー企業などから、受験を検討する企業をソート、第二段階で志望トップ5企業をソート、第三段階で調査時点で最も志望度が高い企業をソートするという3段構造で選択する学生が増えています。
そんな中、競合他社と比較した際に、まず第一段階での自社選択母数を増やし、大手企業として「成長できそう」「新しい事ができそう」「将来が安心」など、他社も含めた共通の「類似性」を伝える事が必要であるという考えのもと、本施策を実施しました。

事業紹介 × エンタメで企業と学生を接続 

東京海上日動の伝えたい魅力を就活生が惹かれるトピックと接続する、ということを考えた際に注目したのは、「近年の生活様式の変化に伴う生活者のエンタメ行動」です。

在宅時間の増加によってゲーム産業は伸長しており、中でもオンライン上で複数の仲間と協力して楽しむロールプレイングゲーム(RPG)が若年層の人気コンテンツになっています。また、動画配信プラットフォームのなかで人気コンテンツとなっているのが、「ゲーム実況」。10代〜20代の男女を対象に実施した「YouTube等でゲーム実況動画を週にどのぐらい視聴するか」というアンケート(※)では、週に1日以上見ていると回答した方が57.75%となっており、若年層のおよそ 6割がゲーム実況動画を見ているという結果に。さらに「ほぼ毎日見ている」と回答した方は約30%となり、若年層の間ではゲーム実況動画を視聴する文化が根付いていることがわかります。

このような若年層の動画コンテンツトレンドを踏まえ、ワンメディアは就職先として東京海上日動に興味を持ってもらうための新卒採用向けコンテンツとして、ハンティングアクションRPGゲーム「モンスターハンターライズ」とコラボレーションした『モンハン保険』をプロデュース。課題となっていた「伝えたいことをどう上手く伝えるか」を解決するために、単に情報発信するのではなく、就活生が見たいと思うトピックとの掛け合わせで伝えることをポイントにしています。

※参照:IT ツール比較サイト・STRATE 2021 年 8 月実施『【10 代 20 代のゲーム実況視聴頻度に関するアンケート】

学生のカルチャーに入り込むコミュニケーションを目指した『モンハン保険』 

『モンハン保険』は東京海上日動の社員が「モンスターハンターライズ」をプレイし、モンハン世界の住人が直面するトラブルやリスクの回避方法、そして東京海上日動の社員としてどのようにサポートするべきかなど、“保険のプロフェッショナル”の視点からディスカッションしつつ、ゲームを進める様子を描いた実況コンテンツです。

すでに存在する若者のコミュニティの中にどう東京海上日動が入り込んでいけるか、を考えた本施策。その中でYouTubeに存在する“ゲーム実況”コミュニティが盛り上がっている背景もあり、そのカルチャーに入り込むコミュニケーションを目指しました。今のゲーム実況カルチャーではYouTube動画単体で完結せず、配信者がTwitterを使って告知をしたり会話をすることも“コミュニケーションの型”としてあります。そこでモンハンの開発・販売を行う日本のゲームメーカーのカプコン様のTwitterからも告知の協力を頂くことで、まずゲーム好き層から動画の盛り上がりを作ることを意識しました。

 Google主催の広告賞  YouTube Works Awards Japan 2022 「Best Target Reach部門」部門賞を受賞! 

本施策は、Google が主催する新しい広告賞『YouTube Works Awards Japan 2022』にて「Best Target Reach 部門」において部門賞を受賞しました。
YouTube Works Awardsは、YouTubeで高い効果を獲得した動画広告を表彰する広告賞です。イギリスで始まり、アメリカなど世界各国で開催され、各国で広告界・YouTubeを代表するクリエイターが審査を行います。本アワードは、の計7部門で構成されており、「Best Target Reach 部門」はYouTubeを戦略的に活用し、メッセージを伝えたいオーディエンスに的確に届けることに成功し、効果的かつ効率的なアプローチによりビジネスでも結果を残した取組みを表彰する賞です。

アワードの審査員長を務める株式会社博報堂の嶋浩一郎氏は受賞理由を下記のように発表。
「社員のみなさんのチャーミングな人間性だけでなく、各々のプロフェッショナルな一面が垣間見れます。保険という難しい事業内容に関して、プロの目線でリスクの考え方などをゲームの中で解説しているのがとてもわかり易く、リクルーティングコンテンツとしては、とても秀逸だと思います。YouTube広告はユーザーの中に入り込むことが大事です。まさにこの『モンハン保険』は、ゲーム実況というカルチャーの中に違和感なく入り込むことを実現した、とても良い切り口の企画でした。」と評価いただきました。

180 万回以上の再生数を達成!

再生数は3本合計で180万回以上の視聴数を達成。また再生完了率は16.8%となりました。東京海上日動の事業内容をわかりやすく就活生にアピールするだけでなく、「モンスターハンターライズ」という人気作品を舞台に、一風変わったゲーム実況コンテンツを展開することで、ターゲットが最後まで興味を持ったまま視聴できるコンテンツとなっています。

展開メディア

・東京海上日動の運用する採用向けYouTubeチャンネル「東京海上日動採用チャンネル」