UGC 1,600件以上、施策合計 5,000万回再生創出。若年層への大規模リーチを実現した楽曲コラボレーション | ディップ「バイトル」

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TikTok for Business Japan Awards 2024 Creative Category
「Best UGC Driver」部門ノミネート作品

CHALLENGE

企業発信の広告が嫌われる時代、必要なのはユーザーの二次拡散

ディップ株式会社が提供する「バイトル」のビジネルゴールは、アルバイト未経験者（主に学生）の利用数を増やして企業の人材採用に貢献すること。SNS 発話調査により、初めてのアルバイトへの心理的バリアは【応募前の不安】だと分かっていました。そのため、不安な気持ちを解消し応援することがサービス利用につながると考えていました。

一方で企業発信の広告を嫌う生活者が増えており、単純に広告費を投下してもユーザーに届かないと感じているなかで、テレビCM のクリエイティブを流用するのではなく、SNS に最適化したクリエイティブ立案の必要性を感じ、TikTok やYouTube をはじめとしたSNS コミュニケーション戦略を強みとするワンメディアに相談いただきました。

共感性とミーム性のあるクリエイティブで、ユーザーが発信者となる【“信じられる”二次拡散】創出に挑戦しました。

SOLUTION

“踊ってみた界隈”に向けて「アルバイト応援ソング」をミーム化

「初めてのアルバイト」を応援するコンテンツで共感を生み、ユーザー発信で拡散されることを狙い、アーティストとの楽曲コラボとUGC投稿チャレンジを企画。ユーザーを代弁する歌詞作りが得意な、TikTok発のアーティスト「meiyo」さんとともに、ユーザーから募集したエピソードを歌詞にした楽曲『バイトル！』を制作しました。

この楽曲コンテンツを、TikTok上でミームとして拡散しやすい“音源”と“歌詞エフェクト”フォーマットに転換。TikTok上で累計134億回 *1 も再生されている #踊ってみた “界隈”に向けて、二次拡散創出を仕掛けました。

TikTok #はじめてバイト応援チャレンジハッシュタグページはこちら：
https://www.tiktok.com/tag/はじめてバイト応援

RESULT

細分化する“界隈”を捉えて味方にする、新たな広告アプローチ

アーティストとクリエイターからの発信を起点に、ユーザーの共感コメントとシェアでコラボ楽曲が拡散。TikTokではUGC動画が1,623件生まれ、施策合計（TikTok・YouTube）で5,000万回再生を突破 *2。

TikTokユーザーの拡散を通して “踊ってみた界隈” を中心に若年層にリーチすることができました。また実際にアルバイトをしている場所での撮影や、初めてのアルバイト経験のコメントとともに投稿するユーザーも生まれ、ブランドメッセージと紐づくエンゲージメント創出に成功。ユーザーが発信の担い手になっても、楽曲に込めた「応援メッセージ」が届いて広告効果を発揮し、ブランド好意度＋6.4ptのリフトを達成できました *2。

興味関心が細分化する現代では、旧来の画一的なマスアプローチや、文脈を無視した性別年代ターゲティングではコンテンツは届きにくくなっています。細分化する「界隈」別にアプローチすることで、ユーザーの共感や二次拡散を生み、広告コミュニケーションが成立します。このような「界隈」を捉える戦略は、若年層に対して大規模なリーチを創出する新たな手法となりました。